カードを増やす3:びっくり人間に会う

しかし、「進めてみる」と言っても、なかなか新しいアイデアは生まれてこない。
そういうときにやることと言えば「ひとと会う」ということである。

(ひとに会わなくてもアイデアが湧き出てくるタイプは個人的にも羨ましい方なので、であればぜひどんどん「進めて」みてほしいのだが、そういう方が次ぶつかるのは「一緒に進めるひとがいない」というところなので、そういう意味でも「ひとと会う」というのは必要だと思う)

さて、アイデアを生むために「ひとと会う」と言っても、
もちろん単にひとと会ってもアイデアは生まれてこないのが通常。

そんななか、個人的にアイデアが生まれるきっかけになるのは「びっくり」だと思ってる。
つまり、自分の考えになかったこと。意外なこと。
「そんな人生あるんだ!」「そんな考え方あるんだ!」「すげー面白いことやってるね!」などなど。
そんな「びっくり」があると、自分の頭が刺激をうけて、「なるほど、であれば!」って浮かんできやすい気がする。

なので、ひとと会って、そのひとの「びっくり」がないか聞きだすとよいのではと思っている。
自分と違うことをやってたりしないだろうか、自分と違う考えをもってないだろうか、
このひとの面白いところはどこだろうか、と。

けどなかなか会ったひとの「びっくり」を聞き出すのにも技術が要る。
そこで、そういったことを聞き出すために個人的におすすめなのは、
自分の「びっくり」を相手にぶつけてみるということ。

相手が「びっくり」するだろうなと思う自分のやってることや考え方をどんどんぶつけてみるのだ。
そうすると、相手もそのモードになってぶつけてくれるんじゃないかと思ってる。

ということで、カードを増やすためには進めてみる。そのためのアイデアはひとと会って「びっくり」をもらう。
そのために会ったときぶつけるための自分の「びっくり」を探しておく。つくっておく。
普段から、自分の「びっくり」を磨いておく必要がある。

だから、ぼくはそのために「働いてる」のではないかと思っている。