収束ブラックホール

なんでも同じことを繰り返すと「収束」する。
ぼくはこれをブラックホールに落ちるイメージと呼んでいる。
それは収束しきってしまうとそれっきり発散することができなくなると思うからだ。

収束する理由はいくつかある。

自分たちがやってきたことを正しいと思いたかったり
これからまた新しいことをやるのがしんどかったり
自分たちはすごいやつだと信じていたかったり、思われたかったり、
ずっと守りたかったり、守られたかったり、

そうやって、その「どれか」によって、いまの自分たちに収束する。

ブラックホールに出会ったことはないが、イメージで言うと、
ブラックホールに巻き込まれないためには、相当な逆噴射をしつづけなければいけない。

だから思いっきり逆をしなければいけない。

自分たちがやってきたことは正しくないんだと思い、
常に新しいことを、しんどい思いをしながらやりつづけ、
自分たちはごくごく普通のやつなんだと思い、
いま守りそうになっていることを即時捨て続ける、

そうやって、その「すべて」によって、自分たちをいまに閉じ込めず、発散させつづけることができる。

収束するのが不幸せかどうかは永遠の課題だが、
不思議なことに、収束と発散は、同じ難易度ではないのだ。